散ったお花のたましいはみ仏さまの花ぞのにひとつ残らずうまれるのだって、お花はやさしくておてんとうさまが呼ぶときにぱっとひらいて、ほほえんで蝶々にあまい蜜をやり人にゃ匂いをみなくれて風がおいでと呼ぶときにやはりすなおについてゆきなきがらさえも、ままごとの御飯になってくれるから(『金子みすヾ詩集』より)20220828 泥牛庵
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